ネクラでも工場で9年働いた話

僕は内向的な性格で、就活もうまくいきませんでした。

そんな僕でも地元の工場で9年間働くことが出来ました。

「工場ってどんなところ?」

「内向的な性格でも働くことが出来るのかな?」

と不安に思っていませんか?

結論から言うと、

「ネクラに向いています!!」

工場が内向的な人に合っている理由をまとめていきますので、参考にしてください。

※あくまで私の経験談を基に書いています。すべての工場には当てはまりません。

僕の働いていた工場

約10人で工場を回していました。

畜産/農産物系の工場で、週に2~4日ほど忙しい日がありました。

男女比は1:1程でした。

体力仕事を男性陣が主に行い、女性陣は検品などの作業が多かったです。

工場の設備を20年以上使い続けるのが普通ですが、

僕の在籍中に一度、大きな改修がありました。

経営陣の決断によって設備が変わり、働き方が変化する可能性もあります。

工場はネクラ向き!その理由5つ

1.人手不足で入社ハードルが低い

どこの工場でも人手不足に陥っているので、よほどのことが無い限り入社できます。

多少雑談が苦手とか、敬語が出来ないなどはあまり問題ありません。

「トラックに乗れる人」等、仕事に必須なスキルを持っている人は重宝されます。

望んで入社する人が少ない職種なので、

「意外と楽で高収入」という企業もあります。

2.作業中心で人付き合いが少ない

その日のノルマを達成すればとりあえずOKです。

頑張れば、定時で帰れる日も少なくありません。

作業は単純なものが多いので、慣れちゃえば頭を使わなくても早く帰れます。

副業や、プライベートも充実しやすいと思います。

人当たりが良い人はもちろん喜ばれますが、作業が終わらないと皆帰れないので、

どんな労働力でも喜ばれます。

皆早く帰りたいので、作業を頑張れば優しいです。

3.PC操作で、おじさん達に感謝されやすい

おじさん達の中には、PCを触ることに抵抗を持っている人も多いです。

作業4時間。簡単なPC入力で2時間とかざらにあります。

これを若手の人がささっと終わらせると相当感謝されます。

僕は畜産系の工場だったので、この傾向が特に強かったのかもしれません。

4.効率化で貢献しやすい

「作業が終わらないと帰れない」ので、作業を効率化できるとヒーローになれます。

皆早く帰れるので喜ばれます。

経営陣も、残業代のコストを減らせるので喜んでくれます。

工場は体力自慢が集まりやすため、効率化は意外と人材が少ないことが多いです。

ある程度の経験を積めれば、将来作業計画を立てる立場にもなりやすいです。

5.人間関係が楽

若い陽キャが少ない

おじちゃん、おばちゃんが多いです。

あと陰キャも多いです。

陽キャは接客業や営業に、陰キャは作業系に集まりやすいのかもしれません。

なので、陽キャのうざ絡みも少ないんです!意外と!

テンションが面倒な陽キャは少なかったです。助かってました~

あんまり競い合ったりしない

基本的に毎日同じ作業の繰り返しなので、個性を出す場面が少ないです。

同じ作業の速さを競うこともありますが、どっちが速くても皆早く帰れるからハッピーです。

個性的な作業を発案する人もいますが、ほぼ効率化されているので、

今まで通りやったほうが早いことが多いです。

皆早く帰りたいから、足を引っ張る人がほぼいません。

おじちゃんたちは基本優しいし、

素直にいい環境だと思います。

不人気な理由3つ

さて、良いことを書いてきましたが、不人気な理由ももちろんあります。

ここのネガティブな理由も参考にして、イメージを固めてください。

1.きつい/暑い/汚い/くさい のイメージ

悪いイメージが先行しており、人が集まり辛いと思います。

インターンの子も「1日立ち仕事がきつい」と言っていました。

もうちょっといれば慣れたと思うんだけど…

大卒からのギャップは大きいと感じる人が多いですね。

工場によりますが、屋内の工場で「暑い/汚い/くさい」はほとんどありません。

企業努力の一環として、環境を整えている工場が多いです。

ただ、過去のイメージ通りの工場も存在していると思います…

選ぶ企業は慎重になりましょう。

2.連携を乱すと嫌われる

「作業が終わらないと帰れない」

ので、作業に貢献する人はすごい喜ばれます。

逆に

・作業の連携を乱す人

・個性的なやり方を通そうとする人

は嫌がられます。

「若手でどんどんアイディアを出して、もっと出世したい!」

ってタイプの陽キャいるじゃないですか?

ああいうのは嫌われますね。

特に結果を出さない時ですね。

工場は皆で利益を出しています。

「出世」とか個人主義になりがちな人は、現場にいづらくなりますね。

3.人の出入りが多い

いろんな理由で辞める人が多いです。

工場は皆で利益を出しているので、一人辞めるとみんなの負担が増えます。

数が多い時は大丈夫なんですが、ギリギリの時はきついですね。

そういう時は得意/不得意に関わらず、作業を任される時があります。

特に場長さんが辞めるときは注意が必要です。

一気に作業が大変になり、残業が激増することもあります。

工場まとめ

「作業」を終わらせることが大事なので、

  • チームワークを乱さない人
  • スキルを持っている人
  • 素直な人
  • 効率化を考えられる人

は向いていると思います。

逆に

  • 立ち仕事が苦痛な人
  • 個人で働きたい人

は不向きかもしれません。

社会経験を積む意味でも、工場は良かったと思います。

皆さんの選択肢の一つに加えてみてください。

くらげ

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